MOURNING WIDOWS
ーニング・ウィドウズ

EXTREMEが解散しヌーノが結成したバンド「モーニング・ウィドウズ」

ギタリストとして、ソングライター/プロデューサ/アレンジャーとして、ヌーノの才能が全面的に開花した「V SIDES TO EVERY STORY」は結果的に,商業的な成功よりもクリエイターとしての総合的な高評価をもたらした。そしてリリース後に行われたツアーではホーン・セクションを取り入れたライブ・ショウを繰り広げるなど、バンドとして大きな可能性を切り開いていく。さらにツアー終了後には、ヌーノは個人の活動も精力的に展開。ラップバンド:TCCのプロデュースや、オーストラリアのロック・バンド:ベイビー・アニマルズ、ダン・リード・ネットワーク等々の作品への参加…と、その動きは休む間もなく継続され、またソロプロジェクトの話が浮上し始めたのもこの頃だった。

そうした流れの中で制作が進行していた4thアルバム「WAITING FOR THE PUNCHLINE」は、途中'94年のドラマー交代(ポール・ギアリー→マイク・マンジーニ)というハードルを乗り越えて、'95年1月のリリースを迎える。この作品では原点に立ち戻ったスタジオ・ライブ風のサウンド・メイキングが基準となっており、ヌーノのギタープレイも、整合性が研ぎ澄まされたかつての構築美から、よりスポンテイニアスな切れ味を打ち出す側面が表に出てきたということで、ひとつの転換期をうかがわせるものになっていた。そんなヌーノ自身とバンド全体の変化は、次第に新たな段階へ向かっていくのであった。

'96年5月、「もう出来ない」---。エクストリームからの脱退を決意したヌーノはメンバーにそう伝えたという。音楽的方向性の違い云々と結論するよりも、その根本的なところにあったのは、エクストリームにおけるミュージシャンとしての成長の限界が見えた…、つまり発展的な意味での"完結"だった。そして,バンドは解散。ゲイリー・シェローンはヴァン・ヘイレンの新ボーカリストに抜擢され、マイク・マンジーニはスティーブ・ヴァイのもとへ…と、それぞれの道が開けていく中、ヌーノはかねてから着々と進めていたソロ・プロジェクト用の曲作りの仕上げに掛かり'97年1月、初のソロ・アルバム「SCHIZONOPHONIC」を"NUNO"名義でリリースする。

すべての楽器・ボーカル・プロダクションをヌーノ自身が一人で担当したこの文字通りのソロ作には、きたるべき新展開へ向けて、これまでに自分が蓄積してきたものをすべて吐き出し、自分が何をすべきなのかを見つめ直す…という意味合いも込められていた。

その答えとしてヌーノが呈示した明快なステートメント、それこそが今回トリオ編成の新バンド”モーニング・ウィドウズ”の名を冠して発表された「MOURNING WIDOWS」なのである。ヌーノのギタリスト魂は、今再び、旋風を巻き起こそうとしている。

(ヤングギター'99年2月号より抜粋)

 

Mourning Widows

1 All Automatic
2 Paint the Town Red
3 The Temp
4 The Air that you Breathe
5 I Wanna be your Friend
6 Hotel Asylum
7 Over & Out
8 Love is a Cigarette
9 Too Late
10 True Love in the Galaxy

-Bonus Tracks-
11 Sex in a Jar(demo)
12 And the Winner is...(demo)

ALBUM DISCOGRAPHY

EXTREME
PORNOGRAFFITI
おすすめです! III SIDES TO EVERY STORY3ses.jpg (12873 バイト)
WAITING FOR THE PUNCHLINE
NUNO SCHIZONOPHONIC
Mourning Widows MOURNING WIDOWS

もう少ししたらアップデートしますJUNE 1999


ィジー・ミズ・リジー

 このバンドは今まで聞いた洋楽の中でもメロディーセンスもいいし曲がシンプルでとても聴きやすい。トリオだけど、このバンドは他のバンドと違う。ギターとベースとボーカルがそれぞれハーモニーするように演奏されているから3人以上のサウンドに聞こえる。メロディーラインがはっきりしているし、演奏に無駄がない。

 

ALBUM DISCOGRAPHY

DIZZY MIZZ LIZZY(1995)
ROTATOR(1996)

RECOMMEND ALBUM

DIZZY MIZZ LIZZY(1995)

1st DIZZY MIZZ LIZZY

RECOMMEND SONGS

WATERLINE
BARBEDWIRED BABY'S DREAM
GLORY
SILVERFLAME
MOTHER NATURE'S RECIPE
THORN IN MY PRIDE
RUN
ROTATOR
11:07 PM
FIND MY WAY
RISE AND FALL

 最初に知ったのはテレビ神奈川BANG UP ROCK(伊藤政則VJ)で"Waterline"のビデオクリップを見て、それから1st album”Dizzy Mizz Lizzy"を買った。1曲目から最後まで流れるように聞くことができる。好きな曲はあえて言うならば"Waterline/Glory/Silverflame"かな?でも全部言いといっても過言じゃない。名曲"Groly"は誰が聞いてもいいというでしょう。
 ちなみに1曲目"Waterline Intro"は曲を逆回転させている。輸入盤を持っている人は最後の曲"For God's Sake Outro"は"Glory"のイントロメロディーを逆回転してかつピッチを落としている。MTRを持っている人は片面にグローリーのメロディーを録音して裏返してカセットデッキで聴いてみると同じ効果が得られます。確認してみてはどうでしょう。
 2nd album"ROTATOR"。このアルバムは1stに比べるとハードになったと思う。"THORN IN MY PRIDE,ROTATOR,BACK-BONE-BEAT,FIND MY WAY"あたりが1stでいうと"Waterline"かな。
解散したというが、なぜか知っている人いますか?

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